2020-03-03

魚屋のおばちゃん病気で無い事を祈る女の話

東京砂漠職場手形を持って働きに行く埼玉都民の女の話である

2年前にたまたま歩いている時に見つけたお弁当屋の話である

当時の職場のすぐそばにある、お昼しか空いていないお弁当屋さん

ちいさな個人宅の一階で焼き魚450円、お弁当700円、おむすび200円で売っている

そばにお肉屋さんがやっているお弁当やさんもある

その個人宅のお店のおむすびがとにかく美味しい

最初たまたま一つ買ってあまりの美味しさに即トリコになり

お店が開いていておむすびがあれば即買いに行くように

とにかく美味しい、タラコいくら鮭の3種だが全種あると悩むくらい美味しい

埼玉県まで持って帰って母と食べた事もある、美味しい

味噌汁付き800円のお弁当も美味しかった

お店を覗いておばちゃんがいると

「まってて今握るから

と言うようになってくれた

とにかくおむすびが美味しい

しか職場が変わり買いに行けなくなってしまった

(日比谷から有楽町に異動になった感じでそこまで遠くはない)

二週間前のことである帰宅前に店の前を通った所

本日都合によりお休みを頂きます

とチラシが貼ってあったのだ

そして本日仕事が昼までのため、おむすびを買いに行こうと

弁当屋さんに行った所、同じチラシが貼り続けられているのだ

あの人の良いおばちゃんと、愛想が無いが味噌汁を縁までいれてくれる息子さんに

何かあったのか心配でたまらない

特定されるのを覚悟手紙を書こうか悩み中である

おばちゃんと息子さんに何もなければ良いのだが、あのお弁当が食べたくてたまらないが

あのお店の二人に何も無い事を祈る日々である

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