キャッシュレス騒動でもわかるが、単純に補助金を出すとApple製品が買われる状況にある。
Apple製品でも部品は日本製使われてるからOKでしょ、という意見もあるだろうが、気になっているのはその割合だ。
穴掘って埋めるだけでも効果があるというが、失業率が高い時代はそれでよかったが、今は失業率は低い。
教育にIT導入だ、教育に投資だと言っても、いざやろうとすると皆の考えているよりもサポート費用などで高くなり過ぎて合意できない。
導入年度は良いだろうが、補助金が切れた時は負担にしかならない。
生産性を上げるという話もあるが、足りていないのは需要なので、生産性を上げるような分野に投資しても後で逆に足を引っ張りかねない。
とはいえ、今、多くの人が欲しいものは、お金であり、昔の三種の神器みたいなものではない。
お金を使って何か買いたい物はないのに、お金は欲しい、そういう時代だ。
研究費に回したとして、何を買うだろう。