2019-01-20

[]仙台四郎

1855年ごろの生まれ

仙台実在した人物で、鉄砲鍛冶の芳賀家の四男であった。

本名芳賀豊孝だとも言う。

知的障害を持っていて、いつもニコニコとしていて愛嬌があり、

周囲からは「しろばか」と呼ばれつつも親しまれていた。

旅行好きで、あちこちを歩き回っては、さまざまな店にふらりと立ち寄るのだが、

四郎がやってきた店がことごとく繁盛するので、

新聞などでは福の神のように扱われ、多くの人の知るところとなった。

その健脚から「四郎に抱いてもらった子供健康に育つ」などとも言われていたらしい。

1902年ごろに亡くなったというがはっきりしない。

明治以降に「仙台四郎」という名前が広まり商売人のあいだで四郎の肖像画人形を店に飾ることが流行った。

また、不景気になるたびにリバイバルブームが起きている。

寺社に「商売繁昌の神」として祀られ、セールマスコットキャラクターに起用されるなど、いまなお仙台を中心に親しまれている。

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