1855年ごろの生まれ。
仙台に実在した人物で、鉄砲鍛冶の芳賀家の四男であった。
本名は芳賀豊孝だとも言う。
知的障害を持っていて、いつもニコニコとしていて愛嬌があり、
周囲からは「しろばか」と呼ばれつつも親しまれていた。
旅行好きで、あちこちを歩き回っては、さまざまな店にふらりと立ち寄るのだが、
四郎がやってきた店がことごとく繁盛するので、
新聞などでは福の神のように扱われ、多くの人の知るところとなった。
その健脚から「四郎に抱いてもらった子供は健康に育つ」などとも言われていたらしい。
1902年ごろに亡くなったというがはっきりしない。
明治以降に「仙台四郎」という名前が広まり、商売人のあいだで四郎の肖像画や人形を店に飾ることが流行った。
また、不景気になるたびにリバイバルブームが起きている。
寺社に「商売繁昌の神」として祀られ、セールのマスコットキャラクターに起用されるなど、いまなお仙台を中心に親しまれている。
Permalink | 記事への反応(1) | 15:28
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これ前見たぞ、嘘つくな
おまえが見たかどうかなんて知らんがな。