2018-08-15

三谷幸喜ファンが「カメラを止めるな!」を見てきました。

この作品ネタバレの有無とあわせて語られることが多いけど、公式サイト掲載されてる文章ネタバレになるんだろうか。

http://kametome.net/introduction.html

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とある自主映画撮影隊が山奥の廃墟ゾンビ映画撮影していた。​本物を求める監督は中々OKを出さずテイクは42テイクに達する。そんな中、撮影隊に 本物のゾンビが襲いかかる!​大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。

”37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップゾンビサバイバル!”……を撮ったヤツらの話。

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この「構造」について明かしているということは、ここがばれても映画面白さを損なわないという目論見があるのだろう。

そして、自分もそう思う。

映画を見ながら何度も笑ったけど、この構造あくまで前提であり、その上でおこるドタバタの積み重ねとそのスピード感が笑いの対象だった。

映画を見ながら思い返したのは「ラヂオの時間」と「THE 有頂天ホテル」。

区切られた時間・制約の中でゴールにむかって邁進するも、いろんな邪魔はいり、それに立ち向かう中で笑いが起きる。

前者が制約に重きが置かれ、後者邪魔(とそれへの立ち向かい)に重きが置かれているとするなら、カメラを止めるな!はそのハイブリッドなんだろう。

素直に笑えて楽しい映画でした。

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