2017-07-12

https://anond.hatelabo.jp/20170711145232

一人飲みの時って、異性だろうが同性だろうがイヤな時はあると思うが。

常連も混ざってワイワイ飲むタイプの店ならワイワイする心づもりで行くが、井之頭五郎のようになりたいときだってある。

何だかんだ経験則で言うと、オッサンに声掛けられたら8割ぐらいの打率で色を出してくる。

何しに来たの?へーそうなんだ、今日は帰るの?泊り?へー、明日は?、それなら○○にも行くといいよ、ぐらいで終わるなら全然いいんだけど。

下手に、聞かれること乗って答えたりすると、大抵は、「ここは持つから二軒目行こう」とか「ホテルどこ?その近くの店にしよう」みたいな感じで、デジャヴ感あふれる紋切型のぐいぐいトークになっていく。

から、面倒くさい度85%、しょうがない度12%、地元の人と話せてよかった度3%、ぐらいの、乗り気じゃないけど答えているぐらいの無愛想にチューニングして答えている。

これがすでにそこそこの面倒くささだ。

あと面白いのは、名刺渡してきながらホテルどこ?って聞いてくるオッサンが少なくないことだ。人脈広げたい系なのだろうか?身元安全アピールのつもりなのだろうか。こちらにしたらホテルどこと聞かれる方が怖い。酒場で初めて会った人に自宅を教えないのと同じだろう。

この街に不案内なあなたのために宿泊場所から近い店で飲み直そう、という他意のない親切だとしてもこちらは警戒せざるを得ない。だってそもそもお前と二軒目行きたいとも思ってねーんだこっちは。

出張だと安手のビジネスホテルに泊るはめになるので、ホテルを教えろと言われると色んな意味ですごく嫌な気持ちになる。

一度だけだが、無理やり渡された名刺が、出張で行った取引の子会社だったことがあって、これどうしてやろうかなと半ば本気で思った。もちろん店に置いて帰ったが。

程々の当たり障りのない話をして適度に切り上げてくれる、上品な「話しかけてくるオッサン」は本当に少ない。

吉田類はタチが良い方だと思う、酒場放浪記の画面の中を見ている限りにおいては、だが。

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