2017-06-09

無学+貧困+α


自身、片親の家庭で育ち、世に言う底辺高校を下から数えた方が早い順位でどうにか卒業した。成績的にはギリギリ。素行的には運良く悪事が発覚しなかった、といったところだ。

そして、現在は三十代半ばである

サラリーマン歴が15年ほどになり、結婚して子供もいる。

基本給は25万円と少し。

今、無学を悔いる事がある。

もっと勉強をしておけばよかった。

結局、学歴可能性を広める道具だと言うことを当時は知らなかったのだ。

僕の両親も、僕と似たような学歴だし、親戚や近所にも大卒者は極端に少ない。そういう地域なのだ

僕がまだ高校生だった頃、父は僕に大学に行くように2度だけ促した。

僕としては家庭の経済状況も、自分の成績も、とても大学には行けないと思っていた。

高校同級生の大半も似た状況で、同じクラスから大学進学したのは一人だけだった。子供大学にやりたいな。

そう思って気づいたのだけど、オヤジもきっと同じように考えていたんだ。

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