これは自分に限った話で、もしかしたら「自分は精神的自立をしている」と自覚する、うんと成熟した同年代もいるかもしれないけれど。
大学1年のときに仰ぎ見ていたサークルの大学4年生は、それはそれはそこはかとなく大人に見えた。実際、4年生の先輩は優しかったし、面白かったし、「さすがもうすぐ社会人になる人たちだな」とか「あと3年したら自分もこういう風になれるのかな」とか思ったりもした。
でも4年生になってみたらこの有り様だ。
話す内容も、考えてることも、日々の行動も、親に甘えっぱなしなのも、何も大学1年の頃から変わっていない。
振り返ってみれば、幼稚園児の頃から同じ事を考え続けている気がする。
幼稚園の時は小学1年生がひどく大きく見えた。小学1年生の時は小学6年生に憧れていた。小学6年生の時、中学生なんて遠い存在。でもいざ中学生になったら高校生が雲の上にいるみたいだった。
精神年齢は割とどうでもいい。 就職できれば良い。最低2年続けば良い。 その後も転職などあったとしても、なんだかなんだ働き続けられればそれで良い。やりがい、生き甲斐、クリエ...
41歳になったが、驚くほど幼稚で、昔と全然変わっていない自分がいる。 いいことだとは思わないが、まあ悪いことでもないと思う。