選択を強いられる時は、突然やってくる。
本当は幼稚園や保育園等の幼いころから「将来何になりたいの?」という問いはずっと続けられてきていて
年齢が上がるにつれてその問いも志望校選びだとか、そういう話題を重ねて選択の練習をしていく。
今、私は人生の節目に立たされていている。
裕福ではない為、その進路の選択は将来の事も考えるとすごく狭まっていて
例えば夢を追うにしてもデッサン教室に通って美大を目指すなんてとんでもない。
かといって働きながら夢を追うことや、学び直す為に働いた後に学校に通うということは現代ではそれほど現実的ではないのだろう、と思う。
短大や専門学校に入るのですら年に約100万円~の金額が必要になって、それを奨学金で賄おうとすれば将来何百万かの借金を働き始めるスタートラインから持ち続けることになる。
その学歴は今の学歴と比較してそんなに収入差が出るのだろうか。その学校で学びたい事は何ひとつないのに通い続けることができるのだろうか。
学歴、多少の勉強、社会人までの時間を数百万の借金をして本当に買いたいのだろうか。
たった十数年生きてきた身に、この疑問は荷が重すぎる。
別に働いてお金ためてから学校に行く人なんていくらでもいるよ。 現実的じゃないなんてまったく思わないけど。 あと年収だけで考えるなら、大卒と高卒では生涯年収が5000万以上違う...