2016-12-27

歯ブラシの最終形態

ここ数十年の間にいろんな形態歯ブラシが発売されてきた。

毛先が球状になっていたり、毛先が山ギリカットされていたり、

毛先を極細にテーパー加工されていたり、

歯ブラシ面の内側と外側で毛の素材が異なる2段植毛になっていたりとメーカー毎に工夫を凝らした歯ブラシ販売されてきた。

しかし、どれも一長一短のようで決して主流派になることもなく、流行り廃りを経て絶えず売れ筋が変化してゆく。

一方の歯科医患者に与える歯ブラシは、何の特殊加工もされていない普通歯ブラシで、

まるで、歯ブラシメーカーの涙ぐましい努力はすべて無駄で、洗浄能力においては普通歯ブラシが一番良いと

暗に主張しているかのような状態が続いている。

しかし、最近とある歯医者に、「ワンタフトブラシ」という歯ブラシを勧められて試したところ、その洗浄能力に驚いてしまった。

「ワンタフトブラシ」はググると分かるけど、先端が非常に小さいエリアに毛を密集して植毛している独特な歯ブラシである

一度に磨ける面積が小さいので、非常に磨きにくい。

けれど、小さなエリアに毛先と力が集中するので汚れを落としやすい。

「ワンタフトブラシ」で磨くと歯の周辺の粘つきがほとんどなくなる気がする。

私の中では、「ワンタフトブラシ」こそが、歯ブラシの最終形態なのではと思っている。

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