2016-08-05

何かの作品が「ダメだ」とか「なってない」とか言う人がいるけどさ、

ここ数日の増田でもけっこういるけどさ、

そういうお客さんは大事にしたほうがいいよね。

ちゃんとダメだと思った点を言語化して表明してくれてるんだから

もちろんそれらのダメ出しを作り手が全部受け容れなきゃいけないわけじゃないし、

下手におもねるようなことをするともっと怒るだろうから、向き合い方は真摯であるべきだろうけど。

ブコメとかの反応でさ、「長い」とか「これ嫌いだけでいいじゃん」とか言う人もいるけどさ、違うんだよ。

それじゃダメなんだ。

商売にとっては、何も言わずに「嫌い」「合わなかった」と思って離れて行ってしまうのがいちばん怖いはずなんだ。

ちゃんと声を上げて、ダメならダメ、できればどういうところがダメだったのか、

表明してもらったほうがいい。

ボロクソに言ってようが、見当はずれなことを言っていようが、

何も言わずに立ち去るよりも断然ありがたい。

みんなが絶賛してるから逆張りだろうって、それでもいい。

ダメなりにもこういう楽しみ方をしてみたらどうだろう、という別の視点を与えるでもいいし、

だったらこういう作品を見てみてはどうか、と他の作品をすすめるでもいい。

自分が良いと思った作品に対して貶めるような言説だからといって、排除するようなことは避けたほうがいいと思う。

ダメだ、合わなかった、という人たちを切り捨てていったら、世界はどんどん狭くなるばかりだ。

そうじゃなくて、ダメならダメなりに、ダメと付き合う道を模索したほうが、より住みやすい世の中になるのではないだろうか。

からさ、進撃の巨人テラフォーマーズも、いいところはあるはずなんだよ。きっとさ。

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