2016-01-18

親(または上司教師、その他目上の人間)による「アドバイス」=「命令

これを忘れると子どもや部下を育てるのは間違いなく失敗する。

気軽に自分より下にいる相手アドバイスをしてはいけない。

自分は「提案しただけのつもり」でも受ける側は「命令をされたつもり」になっている。

下手をすると「Aさんから受けたアドバイスとBさんから受けたアドバイスが違うけど、自分はBさんのアドバイスを参考にした。もうAさんに合わせる顔がない」とまで考えだしてしまうこともある。

こうなると人間関係は拗れる拗れる。

こっちがアドバイスを与え過ぎると、目下の人間は常に命令に従っているだけ(※アドバイスを参考にしているのではなく命令に従っているのだ。マジで)なので自主性が育たなくなるし自分で考えることを面倒臭がるようにすらなる。

なぜなら自分が考えた方法があっても目上がアドバイス(という名の命令)を与えたらそれを無かったことにする必要があるからだ。

もしも「アドバイス」に留めたいのなら、「複数方法メリットデメリットを伝える」という方法を取った上で「他にもやり方はあるだろうけど」と付け加える。

ここまでやらなければ「これをやれ」や「このどれかをやれ」という命令になってしまうのだ。

逆に相手自主性を育てるつもりがないのなら徹底的に「アドバイス」や「命令」を下してしまうという方法がある。

あくま相手自主的自主性を捨て去ってもらうための過程として「目上の人間アドバイスを出す」という方法ほど安定感のあるものはない。

相手意識しないままにこちらのいうことに従うようになるし、こちらもいざとなったら「アドバイスをしただけ」としらばっくれる事ができる。

アドバイス」は「洗脳」の最善手といえるだろう。

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