自閉症スペクトラム(アスペルガー)の人間に向く職業として、プログラマが挙げられているが、これは誤解を招くのでやめた方が良いと思う。
このあたりの特性から、コミュニケーションスキルが壊滅的になってしまうため、チーム作業やスクラム開発等に従事することがかなり厳しい。また、要件を聞いて設計するということもかなり厳しい。
では、どのあたりならいけるかとなると、コッテコテのSIer的ウォーターフォール開発での「PG」になってくる。このポジションは、仕様書に従ってコードを書けばよい(自閉症スペクトラムの人間は、会話よりも文章で伝えた方が良い)ので、比較的問題が出にくい。また、1つの作業に没頭してしまう傾向から、デバッグ関係が比較的得意なのと、(あまり良いことではないが)残業耐性が比較的高いというのも、「PG」向きではないかと思う。
比較的独立性の高い、切り分けやすい仕事を個人で受ける仕事ってのもあるよ。英語圏だとソフトウェアコンサルタントとか呼ばれてる。アスペっぽい人もちらほらいるよ。