共同行動中の米軍に加えられた攻撃を集団的自衛権の行使ができない自衛隊部隊は一回盾になって引き受ける。しかるのちに個別的自衛権を根拠に反撃せよと自衛官たちに要求することだ。
まぁ言っていることは分かる。そういう議論はさんざん聞いたし、それは安保法案の「メリット」の方だ。ただ、「デメリット」の方も無視できない。で、結局として安保法案があった方が、自衛隊員の生命が守られるのか、さらに国民全体の生命が守られるのか、判断するのは極めて難しい。だからこそ自分は、「A投信を買うか、B投信を買うかみたいな、結構微妙な問題なんじゃないかということ。」と書いたわけだ。これは未来の予測についての賭けの問題であって、賭けのオッズがどの程度であるかの判断は人によって違う。そういう問題だということ。
なので、「メリット」の方だけ言って、「デメリット」との比較考量について議論しない議論、逆に「デメリット」だけ言って「メリット」を無視した議論。これはいずれも意味がないと思う。
「戦争法案」という表現が、一部の人から批判されているようだけど、なんだかなぁと思う。というのも、「戦争法案」という表現は、修辞法上の分類である「論点先取」にほかならな...
まあ、いまどきの平均的よりも理知的な普通の人の反応ってこういうかんじなのかな、と思った。 で、この部分にその上で安保法案に賛成する(してほしい)立場から一言。 要するに...
共同行動中の米軍に加えられた攻撃を集団的自衛権の行使ができない自衛隊部隊は一回盾になって引き受ける。しかるのちに個別的自衛権を根拠に反撃せよと自衛官たちに要求すること...
デメリットなるほうは俺が言わなくても散々虚実おりまぜて別のひとが言ってるのを聞いてるだろうから、俺から言うまでもないと思う。
だからデメリットが少ないって反論はないの? 日本がアメリカに協力することでアメリカに守ってもらえるというが、それって上司にお歳暮を贈ったら昇給するかもしれないレベルで、...