2015-02-13

劣等感がつらい

20代半ば、彼女がいない冴えない男である

今まで僕は劣等感をあまり感じたことがなかった。

容姿も良くはないし、頭も運動も並み程度だ。

けれど自分の好きなことはとことん出来た。それでまわりからも褒められたし、「他はダメでも自分にはコレがある」と思うことができた。

井の中の蛙だった。

本場に飛び込んで1年ほどが経つ。現実を目の当たりにした。

自分よりもできるやつがうじゃうじゃいる。しかイケメン彼女持ち。

自分は今まで彼女がほしいと思ったことはなかったし、羨ましいと思ったこともなかった。

しろデートやら何やに金と時間を費やす彼らを鼻で笑っていたのだ。

彼らにないもの自分は持っている、そう思い込んで。

それがどうだ、技術も知識もセンスも負けて、彼女もいない。ついでに金もない。

自分には何もない。

友人の幸せが憎い。妬ましい。尊敬もしているが、憎いのだ。

自分感情整合性がとれなくてつらい。

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