最近、マックを筆頭に食品から異物が出た話題が盛りだくさんだが、5年前に務めていた会社の話しをしたいと思う。
勤めていた会社は加工食品を製造していたのだが、外食などと比較すれば異物が混入する状況は極めて低く、実際、異物が混入していたというクレーム報告は全て原料由来だった。
が、そんな会社でも異物が混入してしまったのだ。原因は、人為的ミス。
幸いなのは出荷前に品質管理が発見して事なきを得たのだが・・・
なぜか数ヶ月立っても破棄されない・・・
そして、経営が苦しく「それを出荷したらどうか?」というとんでもない意見が出たらしい。
事の発端は誰なのかは知りたくもない。
そしてアホな我が社はそれを出荷するかしないかで何度も会議を開いていた。
異物が入ってしまったのは全社員が知っているのに、なぜか上層部だけで会議を開き、無駄な議論を重ねていた。
俺は元々会社を辞めるつもりで、さったと辞めたので最終的にどうなったかは知らんが、あまりにも次元が低い話で呆れて物が言えない。
原材料費のコストでたかだか、数百万円の損失になのに、それを廃棄できないチキン野郎どもとは仕事をしたくなくなったのは当然の話。
取引先を潰す罠として使えるかどうかを検討していたのかもしれない。