私も学問をやってる人間だから,学者のいうことにはある程度信頼をおいてよいと思ってる.が,学者・行政の情報の信憑性が疑われているなか(情報公開の恣意性のほか,前例のないことによる影響の予見不可能性のため),放射線による影響について危機感をもつのは健全な自己防衛の「本能」でしょう.R.ホーフスタッターが『アメリカの反知性主義』においてのべたような,知識人対一般人という構造を看取するのは,いささか早計ではないかな.
もっとも,私とて「福島のものはたべない」というような格率はもってない.不安がないではないが,「どうせ大した影響はなかろう」という「根拠なき」楽観があるから.偉そうなことをいうなら自分で情報を精査すればいいだろうといわれそうだが,そんなものはわれわれ一般人にはとうてい手に負えない相談です.ゆえに学者などの意見にたよらざるをえないわけだが,如上のとおり,それをどこまで信じてよいか,はかりかねる.
テーマは最近またホットな、放射線がもたらす健康影響について。自分自身は、もともと(事故直後から)「これぐらいの量でそんな深刻な影響が出るかよ」という考えで、行政が発表...
私も学問をやってる人間だから,学者のいうことにはある程度信頼をおいてよいと思ってる.が,学者・行政の情報の信憑性が疑われているなか(情報公開の恣意性のほか,前例のない...
句読点がくどい。そういう理系アピールはしなくていいから。 それと、前例のないことによる影響の予見不可能性とかバカ丸出しだな。 前例のないことの影響を予測するのが科学っても...