中学生のとき3年間お世話になった担任(国語)に「あんたは支離滅裂な文章を書くね」と言われてから、
文章を書くことは嫌いじゃないけど得意ではないんだと思っていた。
ただどこかうまいことを言ってやろう、という魂胆が常にあって、
何かしらのイベント事の感想文を書く機会ではいつもなんとかオチを付けようと頑張っていた。
時は流れて大学院(理系)、論理的な話の展開がうまくできないなあと思いつつも
いくつか発表やら論文やらをこなしていくうちに、どうやら他人よりかはいくらかそれが上手だということに気がついた。
上がり症だし口下手だし声は小さいけど、スピーチ原稿含め資料を作るのはいけるらしい。
今日も「教科書みたいな説明に騙されそうになった」って褒めてるんだか貶してるんだかわからない講評をもらったけど、
これはきっと弁論を主とした分野の研究室に行けばけちょんけちょんにされるんだろうなと思った。
ちょっとうぬぼれてしまっているけれど、相対的な評価でしかないんだよね。
なんだかんだ、絶対評価で「君は優れてるね」って認められたいんだなあ。
論文の書き方と小説の書き方とは全然違うからね。