優秀な技術者でも経営には素人。独立したては誰でもそうだから仕方ないが、あの書き方だと散々ボロクソに言われたんだろうなぁ。言われる方も言う方も、相当頭が痛かっただろうと想像。ただお互い物分かりがよかったから、喧嘩はしなかったのだろう。
あと「経営マインド」は知識とも経験とも違うので下手すると一生持てなかったりする。起業する技術屋は大抵、「こういうことを実現したい」じゃなくて「俺の書いたコードで効率良く食っていきたい」と考えているので、他人を巻き込んで面倒なことは基本やりたがらない。目立ちたがらないし、借金もしたがらないし、たくさん人を雇いたくもない。結果、ものを作ることに偏った、「これどうやって儲けるの?」みたいな事業計画ばかり作る。
本人は作る力が自分にあることはわかってるので自信満々。でも非技術者の周りから見ると作れるのは当たり前で(作るのが難しいって知らないから)、儲かりそうな根拠が見出せないから進めさせていいのかメチャクチャ不安。ここで両者に温度差ができ、話もかみ合わなくなる。
ちなみに、Twitterまとめサイトの(元)社長の方も、どっちかと言えば技術畑の人間だからな。