2013-02-02

母というのは単なる職業

母というのは単なる職業なのに、職業以上のものとして扱われてしまうことから、色々とややこしい問題が生まれている気がする。

別に強制されるものでもない。

昔なら他に職もなかったかもしれないが、今なら母以外にも生きていく方法はいくらでもある。

スキルのない人間が母をやるというだけの話だ。

もちろん、母は母で立派な職業ではあるが(職業に貴賎なし!)、だとしても単なる商売であることに変わりはない。

それを本人や当人が勘違いしてしまうと、色々とこじれていく。

本人がこじれるのは、まぁ元々技能のない人らなので仕方がないとしても、子の方は自分をしっかり持っておかないといけない。

母を切らないといけない。

母をうまく切れないと、本当にこじれていく。

すっぱり切らないで、そこそこの距離で楽しくやるのがベストなのだけれど、こじれるくらいなら切る方がいい。

昔は余裕がなくて、結果的にそこそこの距離に落ち着くことが多かったので、職業以上の何かを母に見出す余裕があったのだろうけど、今はそうじゃない。母がシノギ以上の何かのフリをすることで、本当に色々とこじれていく。

父に理念というか力があって、母がいかにドロドロしようとしてもズバッと切ろうとしてくれるなら、二人あわせてバランスが取れるのだけれど、父がグダグダしていると本当にどうしようもなくなる。

そうなったら、子が自ら母を切るしかない。

切らずにほどほどの距離になれればいいのだけれど、できなければどんな手を使っても切るしかない。

今切らないと、もっとこじれる。

切らずにグダグダいくくらいなら、一度切って、十年くらい経ってから少しだけ和解したっていい。

とにかく、母が単なる商売だってことをよくよく分からないといけない。

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