最近の若者は、なんてコンテキストを使うのは好きじゃないけど。
本当に、最近の若い世代は『集団』というコンテキストが理解できないとおもう。
たとえば、失礼だけどテレビ業界。テレビはもう研究開発していない!横並びだ!という非難があるとする。
そうすると、TV系の開発者は、研究しとるわ!と反論するだろう。
個人が攻撃されたのか、集団が攻撃されたのか、文脈を読み取ることができない。
この場合、攻撃されているのは、独自の研究開発の成果を『商品として世に出せない』会社組織構造の事を言われているのであって、技術者が言われているわけではない。
つまり、技術者視点からすれば、『研究はしているけど、会社として商品化できない』と集団の問題を回答するべきであって、個人として研究開発している。という事を答えるべきではない。
そうすれば、じゃぁ、どうしたら、会社として様々な研究成果を世に出せるのか?という議論になる。 俺達は頑張っている!みたいな回答をされても、喧嘩にしか成らない。
これが、経営者視点でも同じだろう。経営者最大限頑張ってる!といわれても。何も話が前に進まない。
他にも、集団の問題が指摘されているのに、個人として俺達は頑張っているみたいな、問答が多い気がする。
何かあると、俺は悪くない。というのが、まっさきに返ってくる。だが、『あなた』が悪いなんて誰も言ってない。
「若い世代」がどれくらいを指すのか知らんけど、それ若い世代に限らんよ 50代とかでも同じ
いいや、その例で言えば、TV技術者だって「集団」のコンテキストの中で「我々だってちゃんと研究開発し商品化してる」と反論する事もあるだろう。
明らかにテレビは研究開発・商品化が行われている分野なので不適切な例示だな。 むしろ「そこまでの高性能は求めてねえんだよ」という感じだろ。