東電の免責については不可能だと思う。あの地震と津波が想定外の天変地異に相当するかどうかだけど、実際に自然現象として発生したからには想定外とは言えないわけで。
フランスとか、オーストラリアとか安定的な地塊でM9.0レベルの地震が起きることを予知するのは不可能だろうけど、日本のあの地域でそういう地震が起きるのは構造的に可能なのね。
重要なのは、今回の地震はこれでもまだ、人類史上、最大のものではないということ。
チリ大地震級の地震が日本沿岸で発生するのは地質的に不可能であったのかどうかってこと。起きる可能性は低いと考えられていたけど、それを引き起こす構造的な環境はあったわけ。
たとえばプロの鳶職の人が高層ビル建築の工事現場で、ナットやら金槌やらを下に落とすことは可能性としては低いけど、起こり得る可能性はあるわけ。
落下防止柵などを事前に手当していなくて、通行人がけがした場合、予測不能であったと言えるかどうかってことよ。
政府の地震予知はこの地域であれほど大規模な地震が起きるとは予想していなかったけど、それは地震予知の問題であって、それに沿って見通しを立てていたから東電には責任はないなんてことはないのよね。
実際に自然現象として発生したからには想定外とは言えないわけで。 まじ!?
はい、まじです。 隕石衝突や、テロなどランダムに発生する事柄と地震はまったく違います。 地震は、地震が発生する構造があるから発生するのであって、原因と結果は直線的に結ばれ...
発生する環境自体はあったのですから、あれを想定外と呼ぶのはどだい無理 と 実際に自然現象として発生したからには想定外とは言えない って 全然ちがくね?
実際に自然現象として発生したからには想定外とは言えないわけで。 原子力安全・保安院の決めた安全基準で東電は対策をしていた。 政府(=原子力安全・保安院)の想定外だったの...
政府の過失や不作為は東電を免責する理由にはならない。 単に東電の責任とは別個に政府責任が追求されるにすぎない。
賠償責任と、社会的責任は別だから。
横だけど誰も東電に社会的責任があるから賠償責任があるなんて主張していないと思うが。 東電には賠償責任がある、なぜならば想定可能だったからだ、政府と東電は別個の機関なので...
何の法的責任の担保にもならない原子力安全・保安院のガイドラインなんて、気に払う必要ないってことになるよ。
免責については政府と東電の間の負担割合の問題でしかないから、政府が決めて東電が異議申し立てしないならそれで確定。裁判所の出番なし。 政府が免責しないと言って東電がいや免...