昔から母親に「手に職を持ちなさい」って言われてきた。
おおむねこんな感じの論調。
昔からお口サワーに言われてきていながら、特技とか資格の欄に書けるものが一切無い。英検どころかそろばんも習字も経験したことが無い。ついでに言うと学歴も無い。大学入ったけど、いい年こいて登校拒否(というか過度の遅刻)起こして中退した。
しかしまあ考えれば考えるほど私に何ができるんだろうって、いやできないだろうって思いに至って、何もしない。何もできない。正直その手のやつって試験会場に時間通りに行けるかどうかすら怪しい。
指定の場所に指定した時間通りに行けるならむしろ病院通いたい。歯科と眼科と耳鼻科と精神科。おうちで黙って暮らしてる分には、もしくはお客さんとしてふらふらどっか行く分には問題なく過ごせてるけど、もし社会に出て働くことになったら治しとかなきゃまずい。
精神科に行って馬鹿が治るかどうかがよく分からないんだけど、最近は馬鹿につける薬も馬鹿のタイプによっては存在するらしいから、駄目元でぶち当たってみたい。ちゃんと任意のどこかに時間通りに行けるようになったらって夢物語だけれども。
昔は精神科ってひどく精神を病んでる人が行くもんだと思ってたけど、よく考えたらそんな人が指定した時間に電車がたんごとん乗り継いでちゃんと到着できる率は低いように思えてきた。自分が普段はこんなお気楽精神なのにひとりで歯医者にも通えないんだから、っていう、母親と同じ「私がそうだったから」メソッドによるものなんだけど、実際のとこは知らない。
登校拒否中に、大きな病院の精神神経科ってのに通ってた。通ってたというか、奇跡的に通えてた。あれどうやって通ってたのか今となっては謎。自転車で行ける距離だったのと、あと指定時間に行っても三十分~一時間は待つのが常だったから、そこら辺がでかかったのかもしれない。
ついでに言うと、何故自分がそこに通ってるかって理由もついぞ分からなかった。通い始めは母親と友達の勧めからだったんだけど、継続した通院が必要な理由が分からなかった。病名無かったのか、単に秘密にしていたのかも分からない。話をしてた先生がお医者さんだったのかどうかすらいまいち分からない。一度だけお薬処方してもらった覚えがあるからおそらくお医者さんだったんだろうけど、他は何か話するだけで、お会計千円札と小銭って通院っぷりだった。
その病院は別の事情で通えなくなったんだけど、もしあのノリでまたどこかに通えるならもっかい通って、今度は自分がどんなタイプの馬鹿かはっきり聞いときたいと思った。つける薬の無い馬鹿ならあきらめもつく。
そろそろ手に職の話に戻る。親元離れてしばらく経って、母親から資格取る勉強してるってメールが来た。その後鬱っぽくなってたらしくてしばらく音信不通状態になってた。こちらからメール出さないから後から知った話だけれども。それ以後手に職の話をされてない。多分何かしら母親にイベントが起こって、新しい「私がそうだから」で上書きされて、手に職神話が消えたんだと思う。
でも未だに自分の中で手に職持ってないことへの焦りがある。傍から見ると全く焦ってないように見えるだろうけど焦りがある。現状そんな無理しない方がスムーズに生きていけるんだけど、呪縛が解けない。
非生産的な方向に思いを巡らせながら増田にぽちぽち文字打って、やたら赤い朝日を眺めて、そろそろ洗濯してごみ出して寝ようかなーとか考えて、考えるだけの、のらくら日記。トータルではほのかにポジティヴ。
お母さん、言うの忘れてるよ。 「貴方が子供を産んだら、子育てを間違えないように気をつけなさい。私がそうだったから。」
何言ってるのかわからない、、、
子供がこんな風になる前に、ごちゃごちゃ言わずに放り出す。
http://anond.hatelabo.jp/20081224070204 >しかしまあ考えれば考えるほど私に何ができるんだろうって、いやできないだろうって思いに至って、何もしない。何もできない。 考えすぎっちゃう?...
http://anond.hatelabo.jp/20081224070204 増田は頭悪くはないよ。 タイトルとか文のセンスいいし、私は好きだな。 でも、「どうしても時間が守れない」という問題を抱えてて色々なことに自信を...