2007-11-13

諸君!私は小飼弾が大嫌いだ。

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50949374.html

このエントリーは決定的だった。

今までは、

まあ、技術的にそれなりのことしたし、

金も地位も適度にある。

それ以上に暇があって、たいした文章かいてなくても

はてぶの上位にランクインするちょっと江川達也にそっくりなおヒゲのおっさんだと思っていた。

ときどき散見する、

自分自身のなかにある「人とは違うことをしてきた」ことに関する自負と

コンプレックスを同時に感じて、おえってなってはいたけども

ブログ愚痴をいう

かわいらしいお嬢さんに対して大上段からプライドとは?と出てきたよ。

この「理系女の子の取扱説明書」は

http://d.hatena.ne.jp/gomi-box/20071109/1194613291

自虐ネタとそれでもなお、あがいているんだよ。人と違うって大変だけど

がんばろうとしてるんだよっていう、かわいらしい文章じゃないか。

なにも彼女は、学歴自慢もしてなければ

ヒゲもじゃのおっさんに説教たれてくれなんてとも言っていない。

単純に

「こういう種類の私たちを見つけて」

ってことじゃないか。

それをあざとくトラックバックして、話題に便乗して、そんなにまた小銭が稼ぎたいのかしら。

こがい氏のブログブクマコメントを見てみる

(ブクマコメの性質を考慮して、idは伏せとく。)

あえてこがい氏に対して疑義をもっているコメントを抜粋。

ブログならではのやり取りで微笑ましい。ただ、「頭がいい」って事を価値基準に置いた話は読んでいて幼稚で興ざめ。頭がいい事と人生の豊かさに相関は無い。弾氏もそろそろ不惑なんだから一皮剥けて欲しい

幼稚であるとの指摘。そのとおり。

しかも頭のよさがひとつのものさしで測れるとすら考えていそうな感じがするよ。彼は。

そろそろ場違いなところに押しかけて教えを垂れることの見苦しさに気づいたらどうか。

そうだね。まださ、技術とかWebとか、そこらへんの閉じたブロゴスフィア(笑)でやってんなら

ともかく、こういった些細なことにねぇ。

さりげなくプライド学歴自慢。何かを自慢したくなる事ってのは誰にでもあるけど、格下過ぎる相手にそれをやるのはプライドが許さないから、ちょうどいい相手はほっとけないよね。子飼弾氏もまた人間なんだなぁ。

こういうのをうまーく隠していくのが切れる大人。

そういうひとをいっぱい見てきた。

そういったひとのソフィスティケイトな部分に知性を感じるし、実際の豊かさをよく知っているひとばかりだ。

最終学歴中卒の経緯がわりと面白い。ただこのエントリの趣旨はだいぶお門違いな気もする。ホットエントリの尻馬に乗って自分語りしてるようにとれなくもない。この文の説得力を支えるのが経歴それ自体にしかない。

そのとおり。でも彼の経歴ってそんなにすごい?

中2病でした、バークレーにいきました、成功?しました

ヤンキー先生と程度がちがわん。

ん、なんで全然違う話を「遠慮なく」なんて前置きでしているんだろうか。大人なら自重しる。

まったく違う話だよね。そう。普通の読解力があればそうおもう。

そうじゃない読み方は普通の文章の読み方ではないし、それは恣意的というものだよ。

愚痴を聞いてほしい女性のところにおじさんが説教をしに出てきたようにしか見えない。わかってやってる可能性が高いので始末に負えない

その人は彼氏でも友達でもなく、ただ一人ぽつんと考えていただけなのに

いきなり心を読んで絡んできたよっぱらいってかんじだ。

わかってやっているとしてどんな意味があるのかしら。

とまあ、煽り釣りはこの辺にして、私が一番思うことは、

彼の自分の境遇に起因する被害妄想が、彼の読解力を著しく低下させていることがよくあるし、

読解した上で書いているにすぎないのだというエクスキュースを彼自身があえてしながら、さらに深いところで

自分自身のコンプレックスをあらわにしているという気がする。

書評をやっている彼にとって、こういった側面は致命的だ。

彼が書評をしているもので、私が読んだことがあるものに関して言えば、6割~7割で

まともな書評であったように思う。残り3,4割は決定的に悪い。本の読み方すら知らないのではないだろうかと

思ってしまうほどだ。特に小説と非コンピュータ関連などはそうだ。専門家ではないにもかかわらず、

わかっていますよといわんばかりの態度が、書評全体の品位を貶めている。

かつて多くの子供たちと接したとき、そしてその子供たちが大きくなったときを見てきたが、

彼のようなタイプはだいたい学校に1人から2人はいるようなありふれたタイプだ。

幼年期に自意識ほどに褒められず、求められて、自らの特殊性に押しつぶされそうになりながらも

あがいてあがいて、何とか手に入れたものを宝石のようにしまいこみ、大切に守ろうとする。

大人になってもほめてほめてとせがむような性格になってしまう。

敵が5人いれば1人は強い味方がいるタイプ。実力があればね。

ただ、そういうひとは書評は向いてない。

ものの見方に柔軟性が無いのだ。

しかも、柔軟性があると思い込んでいて、それがまた周囲にイタタタタと思わせる。

さて、誰かそろそろ「小飼弾の取扱説明書」というエントリを書いてくれ。

  • あれを「かわいらしいお嬢さんの愚痴」と解釈する事自体彼女にとっては嫌なことではないのか かわいらしいお嬢さんの愚痴にそんなに本気になるなと言う人がいるがそれは寧ろ彼女に...

    • 別増田だが、別に攻撃とかじゃなくても普通に読んでも、かわいらしいお嬢さんの愚痴そのものだろ。ダン氏も学部生レベルにいい女なんか求めんなよ。ダン氏の若い頃とは時代だ違うん...

      • 私は議論が大好きなので、大いに叩いてください。全然しらないひとだからといって臆する必要はないです。 ってあるからリクエストにお答えしただけではないの? むしろ、弾ちゃ...

        • 弾ちゃんのサービス精神は認めるけどさ、サービスの有無は内容の正しさを担保しないだろ?今の日本で一人だけ知的マッチョやってても暑苦しいしウザいだけだよ。もうちょっとハング...

  • ブログならではのやり取りで微笑ましい。ただ、「頭がいい」って事を価値基準に置いた話は読んでいて幼稚で興ざめ。頭がいい事と人生の豊かさに相関は無い。弾氏もそろそろ不惑なん...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん