はてなキーワード: 地方切捨てとは
http://anond.hatelabo.jp/20070821013548
そういえば前の農相は「攻めの農政」とかいってがんばってたみたいよ。例の自殺した人ね。
ひとつの問題としては土地があるよね。農業って土地集約型の産業だからさ。
基本的に農家の多くは家族経営だから、どうしても耕作面積が狭くて効率が上がらないの。
機械を入れるには区画を広くして、土地を平にしないといけない。
でも農地の所有者はバラバラでモザイク状になってるの。
そこを誰かが買い上げるなり、借り上げるなりして大きくまとめないといけない。
誰かというのはもちろん株式会社とか資本のある企業になるよね。集落で経営するってのもありだけどね。
法人が土地を買うために現在農業をしている自営業者には一度、農業市場から撤退していただいて土地を安く企業に売るというのが私はベストだと思うの。
でも国は農業保護政策とかいって中小農家を保護してきたから、今は何もしなければ撤退していた人が農業市場に残ってしまっている状態なんだと思う。
団塊世代が退職したら農業の担い手になってもらおうなんて生ぬるいこといってないで
一度農業を自由に競争させればいいんだ。つまり弱者は退くべきなんだ。
でもこんなこというと地方切捨てだの、格差社会がどうのと言われるから
絶対に選挙で勝てない。だからだれもこんなこと本気でやりとげようとしないんだ。
できるとしたら、小泉さんくらいの役者じゃないとね。