はてなキーワード: ウィークリーマンションとは
眠れずにうとうとしながら、自分の居ない間の為の引継ぎも滞りなく済ませて休暇前の仕事を終え、
夜行バスに乗り込み、殆ど眠れないまま12時間、彼女の住む町にやってきた。
いつもは渇望する気持ちばかりでバスを降りるのだが今回はちょっと違う。
「大丈夫、怖い父親じゃないから」
「母は父さえ陥落すればついてくるから」
そうは言ってもおカタい仕事をしている体と声の大きな(と彼女に聞いている)父親、
先月、一泊お泊りのお伺いを立てただけで激怒した父親、それは怖くないわけがない。
到着した日は彼女とふにゃふにゃ過ごす。
ウィークリーマンションの手続きを済ませ、9日もの滞在のために必要な品をダイソーで買い込む。
彼女とマグカップを選んだり安い食料品店を物色したり。
ほぼ二徹の身には普通はキツいスケジュールだが好きでたまらない優しさあふれる彼女と居れば不思議と辛くない。
ただ、明日に向けた緊張のせいか急に虫歯が痛み出す。尋常じゃなくて痛い。
強い痛み止めを薬局で買う。
正直、面接は自信がある。
2chの突発オフ板の住人だったこともあるから人見知りなわけもない。
付き合った女性の親に気に入られなかった事は殆どない。
でも、彼女だけは「絶対に、失敗が許されない」という点で緊張がある。
そしてやわらかい自分の仕事と対極にある、彼女の父親とは価値観の相違も相当ありそうなのも一因だ。
当日16時45分。
間に合った。開店前なので店の前のベンチで彼女と煙草を回し合う。
「親のことは私が一番分かってるんだからまかせといて」
なるほど、お互いリラックスできそうではある。
彼女は喋り方はゆっくりだがなかなか聡明なところがあるので信用していい。
痛み止めは馬鹿みたいに効き目を発揮し、体調はすこぶるよい。
あれこれシミュレーションする内に店員がやってきた。
そして案内されて店の奥へと向う。
ふいにラピュタの台詞がでてきた。
「はっはっは!どこに行こうと言うのかね」
部屋の前まで案内された。
個…個室じゃない。さっき一緒に開店を待ってた気のよさそうなオヤヂ達と同じ空間。吹きそうだ。
そこでご両親が現れる。
えええええ?!話が違う。
もっと真っ黒に日焼けしたガチムチ強面カタブツ男を想像していた。
考えてみればこの善良そのものの優しい天使のような彼女の、親だ。当然だ。
部屋の中にはお父様とお母様とさっき外で会った知らないオヤヂ達二名w
どうしたら緊張出来ると言うのだ。
僕「今日はお忙しいところわざわざありがとうございます。お父様、明日は出張で早いんですよね?それなのに・・ありがとうございます。」ありがとう言いすぎ。
僕「これ、つまらないものですが・・いえ、とても美味いんですよ!地元でご進物といえばこれと言われているものすごい美味い煎餅で。自分も大好物なので、ぜひ食べて欲しくて」ちょっと調子付きすぎ。
ここから10分程は雑談。
付き出しの蛸が苦手なこと。これは彼女にバラされてしまった。黙って食うつもりだったが少し助かった。
彼女が美しくて優しくて気の利く素敵な女性だということ。(事実そうだ)
彼女とのなれそめ。あの日この地のショッピングモールで粗忽な僕がふわふわしている彼女にぶつかったこと。
それが急速に意気投合し、お互いかけがえのない存在になっていること。(sneg?)
かけ放題の携帯のおかげで距離など問題にならず、隣同士に住んでるへたなカップルよりもたくさん会話していること。
僕が毎月欠かさず高速バス12時間かけて会いに通っていること。「いやー寝てりゃ着きますから楽なもんですよー。あっはっは」
彼女のどこが好きかということか。彼女の過去の過ちを全て聞いてそれを踏まえてなお手に入れたいこと。
彼女がいかに自分に心開いて接してくれているか、そして自分が彼女にいかに心開いて向き合っているか。
お父様は今の僕の住居の隣駅に10年前住んでたことが判明。現在地と僕の家は飛行機相当の距離なのに。
僕がギャンブル嫌いなこと。お父様はパチンコ昔ちょっとやってたこと。
僕の仕事のこと。食いっぱぐれがないが少々立場は弱い、しかし安定を考えていること。
そして1時間くらいが経過した。
少し酒が進み・・打ち解け切った頃お母様が切り出した
「○○さん、結婚前提なんでしょ?」
「はい。真面目にお付き合いさせていただいています」と言った。
もっと良い言い方他にあっただろうか。
「将来のことはどう考えているの?」とお父様。
僕「将来・・?ですか?」
僕の視線「(将来・・の何のことだろ?>彼女)」
軽くなごんで微笑み返す僕。いやいやそうじゃなくて。
僕「少し二人きりで居たら、子供が欲しいなとお互い話してます」
お父様「そうかそうか」
この質問の真意は今だよく分かっていない。
これでよかったのか・・?
年収は聞いてこない。だいたい想像ついたというのもあるかもしれない。
不意に、隣の席のオヤヂ達が「これ、よかったらどうぞ」と焼酎を呉れる。
こちらは僕・彼女・お父様とも相当酒飲みだ。嬉しくてお礼をぺこぺこして早速お冷を頼んで勝手に水割りにしてがぶ呑みwカオスwww
なんでも、隣の席のオヤヂのうちの一人が僕と同郷らしい。先ほどの地元名産で分かったらしい。
途端に僕・彼女・お父様とも良い気分でふわふわ。
以後にこやかに話は進み、とりあえず顔合わせとしては成功かと。
「じゃ、そろそろおれ明日早いから」と席を立つお父様。
「じゃあここまでの分は払っておくから。見送りとかはここでいいからね。ゆっくりしていって」とお母様。
なんと!まさかおごってくれるとな!
「いえいえいえいえいえ!とんでもないです。ここは私が!」と僕。
丁重にお断りされたので「じゃあ・・ごちそうさまです!」と満面の笑みでお辞儀をする。
ご両親を下駄箱のとこで見送って、あとは若い二人で酒だ酒だー!
1時間後、彼女の提案で焼肉屋にハシゴ。そこでも呑みまくって彼女べろんべろんw
ただでさえふにゃっとしてる彼女がもうふにゃふにゃwカワユスwww
翌日。二日酔いの彼女が僕のウィークリーマンションを訪ねて来る。
そりゃそうだ。ふにゃふにゃしてるのはおまいの前だけだよ。
仕事だってきりっとしてやってるんだから。
またもやご馳走になってしまって、本当にありがとうございます。
勿論払おうとしたのだが、頑なにお札を拒否されてしまい。
http://anond.hatelabo.jp/20080508191759
一応決着しているのでそのことを書いておく。
結論としては同居は解消となり、相手は実家に戻り、俺は別の部屋を借りて今一人暮らし。(6月から)
相手とは連絡を絶ったわけではなく、たまにチャットしたりもしている。
今更5月に渡り歩いたウィークリーマンションのカード支払いがさすがにきつくて、
お昼代節約する毎日だが当時よりは(心・体共に)まあ安定した生活を送っている。(精神科通ってるけどな)
ウィークリーマンションから通う、定期の経路外の交通費も結構痛かった。
それでもまあ、借金地獄に陥るようなことはないので大丈夫は大丈夫だが。
実は実家も近いので、たまに実家に帰ったりもしていたのだがそれはそれで気を使うので
ウィークリーマンションは結局三ヶ所渡り歩いた。
後から調べて分かったことだが、時間に余裕があればもっと安いところもあったようだ。
そういえばあの時はGWだったんだな。俺の会社はそんなの関係ねー!な業界なので気づいてなかったが。
もう7月で、あれから二ヶ月経ったんだな。
少し肌寒い日もあったのに、もうこんな暑さだ。
心配してくれた人が結構いたようなので書いておくと、
いろいろあったが俺はなんとか生きてるよ。
多分、これから精神状態もよくなっていくと思う。
どうもありがとう。
うわー、それ奥さんちょっとノイローゼ入ってない?
司法試験とか、確か年齢制限あった気がするから無理もない、のかもだけど…。
そんな状態なら一緒にいない方がいいと思う。
割り切って実家に帰ったら? またはウィークリーマンション借りるとか。
元増田だけど。
>どこら辺で家出中なの?
都内だ。
ちなみにウィークリーマンションは家とはまったく関係のない土地。
しかも職場にも近くない。なんだかなあ。
http://anond.hatelabo.jp/20080504103757
の元増田だが。
うお、仕事忙しくてマンガ喫茶にもいけていなかったらこんなに反響が。
つかブクマ20ってよ。しかも見たようなアイコンばっかりだなw
ウィークリーマンションから会社に通う日々。つか手持ちのスーツとシャツが少ないからそろそろつらい。
ウィークリーマンションとホテルの違いって何なんだ。よくわからん。シーツ交換は有料だけど、タオル・アメニティ類追加は無料って。
IH調理器はあって、お湯はわかせるが料理はできない。包丁も鍋もない。
LAN線はあるけどノーパソ持ち出すの忘れたからネットは結局マンガ喫茶でやるしかない。
そして、新居はもう決めてきてしまった。
一人になって余裕はできたけど、また二人に戻ったら余裕のない日々に戻るのは見えているから。
俺に余裕がなさすぎるのは最初からわかっていたことだったんだが、甘く見すぎてたんだな。相手にはかわいそうなことをしたと思う。
このまま対話なしってわけにはいかないから、近々話すことにはなるんだろうが。
GWだから、大きな荷物持っていても旅行者だと思われているんだろうな。
当方、30代の独身増田。同居人と昨夜から大喧嘩をして、今朝少ない服を持って家を出てきた。
朝飯も食ってなかったんで、食事メニューを頼んでとりあえずの宿探し。
ウィークリーマンションのサイトを始めて見てみる。
やはりGW中だからか、どこも結構埋まってる。
面倒なので30日分予約しようとして、料金計算したら20万円近くにもなる。
そりゃそうだよな。一泊一万円なら30万円なんだから。
そりゃみんなネットカフェ難民になるわ。
とりあえず明日からの6日間と12日からの一週間の宿は確保。ネットは無料でできるところにした。
これから仕事が忙しくなるので、時間にしてどれほど滞在することになるのかは疑問だが…
プロバイダのメールに案内を送らせて、ブラウザからWebメールでログインして携帯に転送する。
なかなかメールが来ない。フィルタに引っかかったか、と思ったらなんと圏外。どんな漫画喫茶だよ。
ついでに地図も印刷しておく。もちろんこれも有料。世知辛いな。
食事も食べ終わり、今ほっと一息ついているところ。
晒し上げみたくなるのは嫌だから、相手の情報はまったく出せないし、俺の情報もたいして出せないけど、ヒマだから話相手に誰かなってくんねえかなあ。
一人で心底ほっとしている自分がいるよ。なんでこんなことになっちゃったんだろうな。
まあ俺もバカだとは思うが。もう少しうまくやれなかったんだろうか。