歌舞伎の演目に末摘花がある。
この末摘花は顔は醜いが賢くて心が美しい、盲目の受領が宮家の姫なのに身分の低い受領に別け隔てなく接してくれ、賢く心の美しい末摘花に惚れてプロポーズするが、末摘花は源氏を待つ為に断る。
その後源氏から引き取って世話すると手紙を送られたのに、花散里宛を間違えたと言われ、その後会いに来たけど花散里の所に行くついで等々、度重なる仕打ちを受けた末摘花は、受領の元へ行く決意をする。
歌舞伎で結構なキャラ崩壊をしている。
原作のようにどこまでも愚かで醜く一途な末摘花のままで幸せにしてやれなかったのか。
賢くキャラを盛っても、かなり身分差がある盲目男じゃないと無理だろって男目線のリアルな改変を感じる。
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