■「普通のひとはいない」って言葉嫌い

病気や障害を軽視しているようにしか聞こえない。

普通のひとはいる。医学的に見て正常な人は普通の人だ。

普通の人にも発達障害のような特性があったり、体調が悪い日があったり、どうにも眠くてやる気がでない日があるのは分かる。でもそれはあくまで正常の範囲、つまり普通なんだよ。正常に収まらない人は病気や障害と認められ、普通ではない。

そして「普通の人」に嫌な目で見られる。ほとんどの人は「普通の人なんていないから」と気前よく受け入れてはくれない。だから「普通の人になりたい」と悩み苦しむのだ。

そんな人にかける「普通の人はいない」は、『皆頑張ってるから』『皆苦しいから』『お前も泣き言言うな』にしかならない。

もう一度言う。普通の人はいる。あなたが今病気と診断されていないならあなたは普通の人だ。

Permalink | 記事への反応(1) | 11:07

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