意識しなければできなかったものが意識しなくてもできるようになり、その背景にある価値観は内面化され、やがてそれらは人格と言って差し支えないものになる。
そうしたければそうすれば良いし、したくなければしなければいい。一度身につけたからと言って、取り外すことができないものでもない。なんか違うと思ったらやめることもできるものだ。
私は30過ぎるまで、どんな時も怒らないことを美徳だと思って半ば内面化していたけれど、35くらいでそれは間違いだと気付いた。当時の私も含め、日本人は怒らなさすぎる。
怒ることは使い方を間違えればただの暴力だが、適切な用法用量で用いれば自他を守る武になる。
怒るべき時に必要な質と量をもってビシッと怒ることは極めて有用な技術であって、怒る技術があればこそ乗り越えられる局面がしばしばある。
会社でなるだけ「いい人」でありたくて、がんばってる。 ・機嫌悪くならない、なるだけにこやかに ・分からないことは早めに質問する ・意見は明確に示す ・感謝と謝罪は言葉と態度...
礼儀や徳は身につけるもの。 意識しなければできなかったものが意識しなくてもできるようになり、その背景にある価値観は内面化され、やがてそれらは人格と言って差し支えないもの...