ロバと犬と小さなランプを持っていた
夜の帳が下りて、山田君は一軒の納屋を見つけ、そこで寝ることにした
しかしまだ寝るには早い時間だったので、彼はランプをつけて本を読み始めた
すると風が吹いてランプが消え、彼はしかたなしに寝ることにした
狐が来て、連れていた犬を○してしまった
ライオンが来て、ロバを○した
朝になると、彼はランプを持って一人でとぼとぼ出発した
ある村の近くに来ると、人影がまったくなく、彼は前の晩、盗賊がやってきて村を破壊し、村民を皆○しにしたことを知った
もしランプが風で消えていなければ、盗賊に発見されていたはずだ
ロバもやはり騒いだに違いない
山田君は「最悪な状況でも人間は希望を失ってはいけない。悪いことがよいことにつながることもありうることを、信じなければならない」と悟った