実家に戻ると、高齢の親が朝から晩までテレビをつけている。
この時期帰省すると、正月番組に辟易していたんだ。面白味のない予定調和なあの感じ。昭和から変わらないあの感じ。
地震で被害が出ているのは悲しいが、別の話として聞いてほしい。
正月番組を見ずに済んで、今年の正月は心なしか穏やかに過ごせている。
当の親たちはやはりテレビはつけっぱなしで、地震の被害状況を何度も確認している。
この人達は、どうせ見るものは何でもいいのである。
テレビならわざわざ見たいものを自分で選ばなくて済む。ただ垂れ流されるものを見て、ご立派なコメントを言えさえすればいいのである。もちろんそのコメントは世の中に何一つ影響を与えないのだが。
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