少し違うか。
好きなものを素直に好きと認められないというのが近いかもしれない。
どうもこれは、育ち方に一因がある。親のせいにしたくないが、冷静に考えてみてやはり親だと思った。
オシャレを嫌がったこと(ワックスを買ってきて物凄く嫌な顔をされたことがある)
やめろ、やるなとは言わずただ眉を顰めたり、「私は嫌い」という言い方をする親だった。
反発するのが普通なのかもしれないが、自分は無力感でいっぱいになり、諦めてしまっていた。好きだと思うものがあっても、いや本当は大して好きじゃないと思うように自分を仕向けていっていたと思う。そうすれば執着してつらい思いをせずにすむからだ。
今は好きなものも素直に好きだと認めていいと理解できているのだが、のめり込むということがどうにもできない。夢中になれる人を本当に羨ましく思うよ。