自分は子どものころだったから自分が捨てたわけじゃないんだけどさ
子猫の時にしにかけてたのを世話したせいか自分にめちゃくちゃ懐いてて、
自分を見かけたら遠くからものすごい速さで走ってくるねこ
ひざに乗りたくて爪を立てて体にとびついてくるねこ
ご飯をあげてもご飯そこそこに自分にすりすりするねこ
家に入れてもらえないけど窓のむこうにいつもいて影だけみせるねこ
うちから遠くに離れていくことがほとんどなかったねこ
でも大人が「いい加減邪魔だからよそに放そう」ってつれてってしまったねこ
泣いて反対してねこを守ろうとしたけど自分は子どもでそれ以上は無理だった
ねこはうちに戻ってこれない遠くに連れてってそこに放したと大人は言った
自分はそれ以降ねこをみるたびあの子のことを思い出すし
動物を飼う資格はないのだ
Permalink | 記事への反応(0) | 10:40
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