マルクスも、あるいはシュンペータも、共産主義になるべきだ、などとは言っていない。
資本主義は、どちらかと言えばグズグズとした形で駄目になってしまい、その結果として社会主義/共産主義になるしかないだろう、みたいな話。
どう駄目になるかについて書いている部分は現代日本でも多々当てはまっていて、きっとマルクスやシュンペータの時代から現代まで100年以上同じようなグズグズが続いているんだろうなあ、と感じる。
彼らは当時の「行き詰った」社会を見て、なぜそうなったかとその後どうなるだろうかを書いたわけだけど、結局のところ、両方とも外れた。
駄目な大規模システムがしばしばそうであるように、つぎはぎを当ててしのいでいくしかない。
フランスにも王様が戻って来ちゃったし、ロシアもプーチンの物になっちゃった。
1000年後も我々は同じようなことをしているのだろう。
興味あるのでもうちょい詳しく