取り敢えず今日も人を頼って飯を奢って貰い。
今迄風呂に入る気も沸かなかったけど恥を忍んで実家に上り込み風呂を借りた。
相変わらず美化された過去が脳裏に浮かんでは消え
自分に出来ることはあったのかと自問自答している。
残された子が可愛くないかと言われれば可愛い。
突如湧いた自由に、どう対応すれば良いか分からないというのが現状だ。
繰り返しても仕方無いなという思いはある。ただ、出逢いを求める奴らはいて、そいつらは元配偶者の面影を感じ取ることすらなく近付いてくる。
自分にはあいつしか居なかったと言えば嘘になるけどあいつといた時間が長過ぎた。時と共に記憶は薄れるだろうがそれが実際一番悲しく、己の薄情さを身に沁みさせる。
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