木星から帰ってきたシロッコの視点が足りていない。
彼はもともと野望多き人物で地球圏に帰還する前から野心を抱いていたのは間違いない。
いわゆる「治世の能臣、乱世の奸雄」
しかし実際に地球圏の惨状をその目で見るまではそこまでの動乱を望んでいたのだろうか?
すなわち彼は失望したのかどうか?ということだ。
木星から送った資源が腐った連邦とそれを機と見て権力を集中にしたジャミトフ。
それに対するエゥーゴは、あいも変わらずの民主勢力としての組織である。
その民主勢力が連邦のような腐った組織を生み出す土壌であることに対して無自覚である。
そして不気味に策動するアクシズの勢力。
そのような状況の中木星から帰還した男は何を感じ何を考えそして混乱と混迷をもたらしたのか。
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