姐やは15で嫁に行き...といえば、三島由紀夫の『離宮の松』という短編を思い出した。
主人公は16歳の少女で、勤め先の料亭の主人の赤ん坊のお守りを頼まれる。面倒だなと思いつつも赤ん坊を背負って川沿いを散歩していたら、ふと見かけた魅力的な男性に一目惚れする。勇気を出して男性に声をかけたものの、すぐそばに男性の妻が一緒にいてショックを受ける。2人は新婚だった。話の流れで赤ん坊をその夫婦に抱かせると「将来こんな子供が欲しいなぁ」と言ったので、主人公はその夫婦に赤ん坊を抱かせたままトイレに行ってくるふりをしてそのまま逃走し、仕事をバックれる。
三島由紀夫がどういう気持ちでこんな話を書いたのか分からない。
Permalink | 記事への反応(1) | 02:14
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川端康成を元ネタにしたその改変ものかなんかなのかなぁ