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技術のあるデザイナーでも、配置する要素が多いと情報の強弱、目立たせ具合の差に違和感が生じることがある。

これは、依頼する側が持っている前提情報の方が、基本的に多いことが原因かもしれない。

情報のレイアウトだけでは読み取れない部分、たとえばビジネス上の都合や関係者への配慮、過去の経緯や伝わってほしい思いなど、情報として伝えづらいものを含めて色々な前提がある。

デザイナーのスキルの一つとして、こうした前提を上手に引き出すヒアリング能力がある。また、依頼側のスキルはこうした前提から必要な情報をピックアップして伝える能力だろう。

まれに、すべて聞いていたかのようにそれらを読み取ってしまうエスパー能力を持っているように思えるデザイナーもいるが、誰にでも期待していいことではない。

Permalink | 記事への反応(1) | 08:46

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