「絵」に「え」と「かい」の2通りの読み方がある
どちらも音読みで、「え」が呉音、「かい」が漢音
絵柄とか絵空事とか影絵とか挿絵とか油絵とか、「え」には訓読みっぽく思える使い方が多い
「絵」を「かい」と読むのは「絵画」くらいしかない
「絵事(かいじ)」「絵素(かいそ)」ということばもあるにはあるらしい
「馬」の「ま」という読み方は訓読みということになっている
そもそもあの動物を「うま」と呼ぶのも、中国側の「マ」という読み方が由来らしい
「梅」を「うめ」と読むのが、中国側の「メイ」という読み方が由来というのと似ている
「ま」だけだと心許ないので、「う」を付けたくなってしまったのか
ガーナの初代大統領の「ンクルマ」を英語で「エンクルマ」と呼んでしまうようなものか
「うま」「うめ」が訓読みなのはいいとして、「ま」までも訓読み扱いするのはやり過ぎな気もする
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