単純に候補者が増えて…というのもある。
でもそれ以上に、候補者の思考が変わる。
二人から一人を選ぶ。という形式の選挙だと、嫌われることのリスクが大きい。
あの人は嫌だ。だから別の人にしよう。という感じ。
でも、例えば十人から八人を選ぶ形式だと、嫌われてもそれは「-1」でしかない。
無関心だった80%が自分を嫌ったとしても、残り20%が票を入れてくれるなら、やる価値が生まれる。
何もしない状態だと0だったのが、8人に嫌われたとしても2票手に入る。
勝つために必要な票数も違う。
二人中一人だと、得票率の半分以上が必要。
だけど十人中八人とかだと、たぶん一割も票が入れば当選できる。(知らんけど、少なくとも過半数表が必要ということはない)
選挙カーがうるさいから票を入れない。それは結構。
だけど、そういう人がいるという前提で、なおこの戦略が有効だから、その程度で彼らが手を緩めることはないだろう。
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