2022-11-15

サマーズ氏、6%以上への米利上げが必要となる恐れ-インフレ抑制

サマーズ元米財務長官は、米国経済が依然として力強いため、連邦準備制度インフレ抑制のため政策金利を6%以上に引き上げる必要性が生じる恐れがあると述べた。

  サマーズ氏はブルームバーグテレビジョンで「私はターミナルレート(金利の最終到達点)の可能性を巡る見通しを上方修正している」と指摘。「私がそう予想しているわけではないが、ターミナルレートが6%以上になっても驚かないだろう」と述べた。

  サマーズ氏は4日発表の10月の米雇用統計について、「米国経済が依然としてかなり強く見える」ことを浮き彫りにしたと述べた。

  「経済が堅調に見えるというのは良いニュースだが、まだインフレ抑制が働いている証拠があまりないというのは悪いニュースだ」とサマーズ氏は語った。ハーバード大学教授である同氏は、ブルームバーグテレビジョン寄稿者でもある。

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