受け手が内容を理解するために頑張る気力なんてそこまでないことを前提として雰囲気で楽しめるようにしている。
その上で深く読みたい受け手がいざシャベルを片手に掘り出すとザクザクと何かが見つかるようになっている。
同時に火のない所に煙を立てたい性欲主義者や耽美主義者が妄想をでっち上げるだけの余地も世界中に散りばめている。
単にクオリティの高いものを味わいたいだけの目が肥えている気取りな自分なりの楽しさを見出す機能が死んだ不感症でも楽しめる単純な出来の良さがある。
とにかくミートポイントがクソほど広くて当たれば大体ホームランに出来る純粋な強さを持っている。
「いい作品」として多くの人に当てはまるのはこういうものなんだろう
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