2022-06-14

信頼と思考放棄は別物

相手から言われた言葉をそのまま受け入れること、その言葉の裏を読まないこと、相手の態度や伝え方から本心が別のところにあるのではないかと考えないこと。

私はこれらをしないことは思考放棄だと思ってきた。

考えて考えて考えることが人のためであり、人と向き合う、真正からぶつかることだと信じてきたけれど、それは違うのかもしれないと今は感じている。

裏を読むことは簡単だ。疑えばいいだけだから正反対を見透かせばいいから。

でもそれが思考を巡らせることだと凝り固まってきたことが、今は恥ずかしい。

相手から言われた言葉をそのまま受け入れること、その言葉の裏を読まないこと、相手の態度や伝え方から本心が別のところにあるのではないかと考えないこと。

それは思考放棄ではなく、信頼である

この人が私を傷付けるわけがない。もし傷付けられたときには、相手にも理由事情があったから。

そういう余裕をもし保つことが出来れば、それはより深い信頼と愛情に変わるのだと思う。

もちろん、そう思える相手は限られているけれど、限られるのならばなおさら

このことさえも思考放棄と言うのならば、私はそれでもいいなあ、と思う。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん