この20年で生まれた数々のウテナもどきは全部敗北した。
ウテナが強すぎた。
受け手も未だにウテナがどう言う話だったのか分かってない。
姫宮アンシーという少女の心の中で起きていた嵐のような物語だったと、文脈から感じ取ることは出来てもそれがどういう意味なのか誰も分からずに終わった。
どうしようもないので人と人の絆という言葉に引きこもって作り手も受け手も逃げ続けた。
悔しい。
そもそも作った本人ですら超えられなかった。
呪いのような作品だった。
全てのオタクがサリエリのように歯切りししながらその呪いに感謝している。
日本は豊かになったのだろうか。
知の高速道路で駆け抜ける最高速、その到達点、それらはあの頃に勝っているのか
Permalink | 記事への反応(0) | 22:00
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