今の日本の発電量のうち、火力発電によるものが6割ある。一見4割ほどエコであるように見えるが、そうではない。
まず、発電所から車の充電池に電気が行くまでに少なくとも10%の伝送ロスが発生する。
次に、今の日本では発電した電力のうち実際に使われているのは7割くらいだ。3割のロスがあるが、これは発電所にはため込めないためそのままロスになる。
そして車に毎日乗るわけではない人が大多数だ。充電したら1週間放置と言うこともよくあるだろう。その1週間で5~10%ほど電力が飛んでいく。
計算すると、今の日本ではガソリン車の方がエコなのだ。電気自動車の方がエコということにするならば、火力発電の割合を減らして原子力発電を増やすしかない。
太陽光を増やせばいい