2020-05-31

缶詰と缶切りの狭間

当然だが缶切りは缶詰より後に発明された。そのインターバルは50年弱あったらしい。となれば缶をナイフやらなんやらで上手いこと開ける缶開け職人がいたはずだ。明記されてなくても、こいつ無能だけど上手に缶が開けられるからこの部隊にいられるんだよなって奴はいたはず。その軍人探検隊員は退役したら地元で、やはり缶開け職人になるだろう。

缶切りが発明されたとき、缶開け職人が一斉蜂起して缶切りを壊しに回っていたら、それが「功」を奏していたら。我々は未だに缶開けサブスクに月498円くらい払っていたかもしれない。

しかし、名前を変えた缶開け職人は今もどこかにいるのだ。潜んでいるわけでもなく、日常目の当たりにしているのだろう。

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