ペルーにある水銀の鉱山。
南米はポトシ銀山が有名だが、その精製を支えたのがワンカベリカで採れる水銀だった。
ここなくしては、世界をめぐる銀経済は存在しなかったであろうし、めぐりめぐってスペインの財政破綻へともつながらなかったことだろう。
銀の精製に水銀を用いる方法は極めて危険だが、地域によってはまだ行われているらしく、公害の原因となっている。
ちなみに、ポトシは現在ボリビア領である。
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