何をしても咳をしても一人
息をひきとり消えてしまう前にそれを知っただけでも有り難い
去りがたい場所があってこその旅立ち
生命力そのものをも上回る偉大な悲しみの力
静かに私を迎えに来た 後を濁さず発つこの地から
しかしこれほど潔い清い気持ちは未だかつてあっただろうか
初めて確かに何かをしたと思いそれを実行する時が来た
階段を上り足をかけるだけのこと ただそれだけ
冷たい風の応援を背に このひと時は永遠に続く
もう私の頭上に太陽は昇らない それが正しいのです多分
ダラダラと続いてしまった駄文に恐縮ながら終止符を打つ
サヨウナラ私の記憶 サヨウナラ私の顔
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