というのは、嘘。
ほんとうは私以外の全員が哲学的ゾンビになればいいのにと思っている。
なにもかもに疲れてしまって、とりわけ、自分のせいで傷ついたり悲しんだりする人がいるという事実が耐え難いのだ(もちろんその事実は過剰な自意識が見せた幻覚の可能性もあるけれど。ほんとうは私ごときで苦しむ人などはいないのかもしれない)。それでも他人と話していて、あ、今、相手を傷つけたな……と手触りでわかる瞬間がある。ぞっとする。ほとんどトラウマに近いのに学習能力がないから何度も繰り返してしまう、救いようがない、それでも相手が哲学的ゾンビならばつけた傷は表面的なものだということになる。というか、そもそも、相手はなにも感じてはいないのだ。それならばどんなにいいだろう!
自分以外が哲学的ゾンビでない可能性をどうやって否定したの? ↑というコメントもただの反応で書いてるだけかもしれないよ。生きている人間はあなただけかも。