犯罪とは社会病理です。え、個人の問題でしょ?と思われる人もいるかもですが、犯罪の定義は【その社会がその行動を犯罪と定義した】からです。
仮に法律のない国で殺人を犯しても、犯罪にはなりません。それが善いか悪いかという話ではなく、これは定義の話です。そしてその前提の上で犯罪を論じる時には【個人の資質】も問題になりますが、それよりもその【問題のある個人の資質】を形成した環境を取り除かない限り、【問題のある個人】が再生産されてくるからです。
これは同時に希望で【問題のある個人】を別の環境に当てはめることで、【問題のある資質】を発揮する必要がなくなれば犯罪行動を減らすことができます。【生まれながらの犯罪者】という言葉がありますが、そういう人もいるかもしれませんが【生まれ(環境)が作る犯罪者】の方がよっぽど多いのです。