人助けといっても、大したことはしていない。
物を取れず困っていたっぽい人の代わりに、物を取って渡しただけ。
明らかに困ってそうな雰囲気があって、ほぼ反射的にやった。
声を出す準備をしていなかったので、目も合わせず感謝の言葉に頷いてそそくさとその場を去った。
あとから思うと、もっと愛想よくやっておけば良かったと後悔している。
でも同時に、特に何も考えず助けようと思えた自分に少し救いを見た。
どうしようもないダメ人間でも、存在価値はあるのかもしれないと思えた。
重い荷物を持っている人を助けるとか、優先席を譲るとかはまだ勇気が出ないけれど、小さな親切は出来る範囲でやっていきたいな。
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